廣瀬大社

創建は、社伝では崇神天皇の御代と伝わっており、主神は若宇加能売命(わかうかのめのみこと)で、大和盆地を流れるすべての河川が大和川一点に合流する地に祀られていることから、水の守り神とされています。悪い水を良い水に変え、河川の氾濫を防ぎ、風雨を調和して苗を育成し、五穀豊穣を守る御膳神です。日本書紀には、天武天皇4年に『大忌神を廣瀬の河曲に祀る』と記されています。
一の鳥居から二の鳥居へと、高い木立がつくる小暗いトンネルをくぐるように長い参道があり、鎮守の森を歩くと心洗われます。
神事では、2月11日に行われる「砂かけ祭」と呼ばれる「御田植祭」が広く知られています。これは、砂を雨に見立てて掛け合うことから名付けられましたが、砂のかけあいが盛んであるほど雨がよく降るといわれていることと、参拝者にも砂がかかると厄除けになるということで、大勢の参拝者で賑わう祭りです。

基本情報

所在地
奈良県北葛城郡河合町川合99
参拝時間
境内自由
祈祷受付・御朱印・授与品は8時~17時まで
アクセス(公共交通機関)
・JR大和路線・法隆寺駅より徒歩約30分
・近鉄池部駅より徒歩約25分
アクセス(自家用車)
・西名阪自動車道「法隆寺インター」より約5分
駐車場
参拝者駐車場有(無料)
TEL
0745-56-2065
公式ホームページ
https://hirosetaisya.p-kit.com/