達磨寺

「日本書紀」によると、聖徳太子が道のほとりに伏せっている飢人を見つけ、助けましたが、飢人は亡くなりました。大いに悲しんだ聖徳太子は、飢人の墓をつくり、厚く葬りました。しかし、埋葬したはずの飢人の遺体が消えてなくなっていました。この飢人が、のちに達磨大師の化身と考えられるようになり、達磨寺は生まれました。
達磨寺の本堂の下には、今も達磨3号墳とよばれる古墳時代後期の円墳があります。
これが、聖徳太子が飢人のためにつくったお墓、すなわち達磨大師の墓とされ、鎌倉時代にその上にお堂が建てられて、本尊として堂内に聖徳太子像と達磨大師像が安置されました。

基本情報

所在地
奈良県北葛城郡王寺町本町2丁目1-40
拝観時間
10時~15時
※それ以外の時間は要予約
拝観料
無料
アクセス
◦JR・近鉄 王寺駅下車徒歩約15分
◦JR・近鉄 王寺駅より〈明神一丁目〉または〈白鳳台二丁目〉行バス「張井」下車
TEL
0745-31-2341
公式ホームページ
https://www.darumaji.jp