法隆寺
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斑鳩の里の四季

舎利講《法隆寺》

開催日:1月1~3日

聖徳太子が二歳になられた春に、東に向かって「南無仏」と唱えられた時、掌中からこぼれ落ちたという舎利一粒が、法隆寺に伝わっています。やがてその舎利を本尊とする法要が行われるようになり、その法要を舎利講と呼んでいます。その後、舎利を納めるための舎利殿が建立され、鎌倉時代から毎日正午に舎利講式を読み、舎利を奉出・礼拝するようになりました。
現在は1月1日から3日間に限り、古式にのっとり行われ、舎利殿と絵殿が開扉されます。舎利は、水晶の五輪塔に納められています。

金堂修正会《法隆寺》

開催日:1月7~14日

毎年1月8日から14日までの7日間、晨朝・日中・日没・初夜・半夜・後夜(六時の行法)の法要が金堂で行われます。この行事は、吉祥天・毘沙門天を本尊とし、国家安隠、万民豊楽、寺門興隆を所願するもので、神護景雲2年(768)より現在まで切れ目なく行われてきました。東大寺・二月堂のお水取りで知られる修二会とともに、奈良の最も古い行事の一つとされています。

上宮王院修正会《法隆寺東院夢殿》

開催日:1月16~18日

正月に、夢殿で行われる法隆寺の代表的な年中行事の一つで、「十一面観音悔過」とよばれています。金堂修正会と同じく六時の行法で、十一面観音の徳を讃嘆するとともに、国家および寺門の興隆を祈願しています。

金堂壁画焼損自粛法要《法隆寺》

開催日:1月26日

昭和24年(1949)1月26日早朝に、法隆寺金堂内陣の十二面の壁画は焼損しました。現在は、樹脂で剥落を止め焼けたままの状態で収蔵庫に保管されています。この出来事は、文化財保護法が制定されるきっかけとなりました。
また、この日は文化財防火デーと定められ、日本各地の社寺等で消化訓練が行われています。法隆寺でも法要終了後、五重塔をバックに空高く放水され虹がかかります。

追儺式(鬼追い式)《法隆寺・西円堂》

開催日:2月3日

追儺式は修二会の結願の後に行われ、鬼追い式とも呼ばれています。弘長元年(1261)から始められたもので「鬼追い式」として最も古いものといわれています。
西円堂の基壇上で黒鬼・青鬼・赤鬼がそれぞれ鉞を研いだり、宝棒をふるったり、宝剣を研ぐ所作を行い松明を投げ、最後に毘沙門天が現れて鬼を追い払います。

星祭り 秘仏・妙見菩薩像御開扉《法輪寺》

開催日:2月3日

古来より、人は星に願いを託してきました。仏教にも星をまつる修法があります。妙見菩薩の一ヶ年祈願成就祈祷は、当り星(その人の生まれた年を司る星)の、巡り合わせが悪い年は悪事災難を免れるよう、よい年は一層よくなるようにご祈願する行事です。また、それら諸星の最高位である妙見菩薩像(秘仏)が特別開扉されます。

新春妙見護摩祈祷《法輪寺》

開催日:2月15日

この日は、妙見菩薩諸願成就祈祷とともに、秘仏妙見菩薩像特別開扉もされます。

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