並松 〈法隆寺周辺エリア〉

並松は、法隆寺村で最も新しく形成された集落です。 法隆寺南大門より延びる松並木の南側から、東西に延びる街道筋を中心に広まった町で「なみまつ」ではなく「なんまつ」と読みます。 「松並木」→「松並」→「並松」となったという説があります。
江戸期には、表通りにしか家はなかったようですが、1887年(明治20年)の斑鳩小学校の開校で人通りが増加し、商店街が発達したと考えられています。 昭和前期に最盛期を迎え、法隆寺銀座とよばれるほどに商店が並んでいましたが、昭和後期からの大型店の出現により集客力が弱まり、現在は当時の半分以下のお店の数となっています。

基本情報

所在地
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺南1丁目6
場所
法隆寺南大門から、南に徒歩約5分
JR法隆寺駅より、徒歩約13分