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春日古墳 〈法隆寺周辺エリア〉
西里の集落の中に、ひときわ緑の目立つ小高い丘があるのが春日古墳です。墳丘の南裾に小さな祠があり、春日明神をまつっていることがこの古墳名の由来です。
現在古墳は、民家の間にあって墳丘の裾は削られていますが、現状では直径30m、高さ6m程度の円墳で、未発掘とみられています。墳丘南西側に、横穴式石室の羨道の一部とみられる1~1.5m程度の石材が2個露出しており、墳丘の高さなども考慮に入れると横穴式石室墳の可能性が考えられていますが、葺石・埴輪などもみられず、発掘調査を実施していないことから詳細は不明です。しかしながら、平成29年度から測定が開始されたミューオン調査(奈良県立橿原考古学研究所、名古屋大学、斑鳩町教育委員会との共同研究)の結果、墳丘内に大きな空間が存在することがわかりました。
春日古墳は、藤ノ木古墳の北東約150mのところに位置するため、今後の両古墳の関係解明が待たれます。
現在古墳は、民家の間にあって墳丘の裾は削られていますが、現状では直径30m、高さ6m程度の円墳で、未発掘とみられています。墳丘南西側に、横穴式石室の羨道の一部とみられる1~1.5m程度の石材が2個露出しており、墳丘の高さなども考慮に入れると横穴式石室墳の可能性が考えられていますが、葺石・埴輪などもみられず、発掘調査を実施していないことから詳細は不明です。しかしながら、平成29年度から測定が開始されたミューオン調査(奈良県立橿原考古学研究所、名古屋大学、斑鳩町教育委員会との共同研究)の結果、墳丘内に大きな空間が存在することがわかりました。
春日古墳は、藤ノ木古墳の北東約150mのところに位置するため、今後の両古墳の関係解明が待たれます。
基本情報
- 所在地
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西1丁目2-6
- アクセス
- 法隆寺西大門より、徒歩約3分