聖徳太子が二歳の春に東に向かって「南無仏」と唱えられたとき、掌中からこぼれ落ちたという舎利一粒が寺に伝わっています。やがてその舎利を本尊とした舎利講が行われるようになり、舎利殿が建立され、貞応元年(1222)から毎日正午に舎利を厨子から奉出し、舎利講式や伽陀を唱えるようになりました。現在は1月1日から3日間に限り古式にのっとり行われています。

基本情報

所在地
〒636-0115 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1
期間
1月1日~3日(午後1時から)
電話
0745-75-2555
アクセス
JR法隆寺駅より徒歩約20分
奈良交通バス「法隆寺参道」行き、法隆寺参道下車徒歩5分