ウォーナー塔

法隆寺の西大門より築地塀に沿って、小路を登ると西円堂の八角屋根が見えます。その左手、少し小高いところ樹々に囲まれてウォーナー塔があります。
太平洋戦争の末期「貴重な文化財が多くある古都の奈良や京都を爆撃してはならない」と、当時のアメリカ大統領に直訴したといわれるウォーナー博士の慰霊碑です。
戦争末期のウォーナー伝説には種々の異論もありますが、日本人の間に文化財保護の意識を植えつけたという意味で大きな役割を果たしたといえます。その功績は、日本全国に6カ所も顕彰碑が建立されていることからも実証されます。
なお、並んでいるもう一つの五輪塔は、明治期の美術史家の平子鐸嶺(ひらこたくれい)のもので、鐸嶺塔と呼ばれています。

基本情報

所在地
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺
アクセス
法隆寺・西大門より北へ約150m