鹿塚

鹿塚は、径約15m・高さ約4mの古墳で民家に取り囲まれていて、頂部に「鹿塚」と彫られた大きな石碑が建っています。
伝説によると、太子43歳の項、太子の舎人の犬が、鹿と喧嘩をし、犬が鹿の脛を食い折り、太子が傷の手当てをして逃がしてあげました。数日後、再び犬が鹿を追いかみつき、鹿を噛み殺してしまいました。
太子が夢に見たところ、この鹿と犬は過去の宿業で、鹿は正妻・犬は側室で、その昔正妻が側室の子の足を折ったことがあったという宿縁によるものといいます。
太子は、うらみの深さをいつまでも伝えることがないようにと、死んだ鹿の冥福を祈って墓を造ってあげられ、時が流れて犬もこの世を去りました。太子は鹿の墓のそばに犬の墓も造ってあげられたといいます。
今の鹿塚の碑は地元の方によって、この伝説を忘れないようにと建てられたものです。

基本情報

所在地
奈良県生駒郡斑鳩町龍田4-1-28
アクセス
奈良交通バス「斑鳩交番前」下車 徒歩約5分
法隆寺南大門より 徒歩約20分