舟塚古墳 〈法隆寺周辺エリア〉

法隆寺iセンター横の民間駐車場「法隆寺観光自動車駐車場」の敷地内にあります。
周辺では、かつてクスノキの舟が出土したという言い伝えがあったことから「舟塚古墳」と呼ばれていました。
平成31年度から4次にわたり発掘調査が行われた結果、現状で直径約8.5mの円墳で、墳丘盛土と横穴式石室を確認し、多くの須恵器のほか土師器、鉄製馬具類、琥珀玉等の玉類に加え、鉄製の大刀2振などの副葬品も出土しました。
出土した須恵器の型式から、古墳の築造年代は6世紀後半と考えられています。
特に、令和5年9月9日に行われた発掘調査現地説明会には、全国から多くの歴史愛好家や古墳ファンが訪れ、話題になったのが記憶に新しいところです。

基本情報

所在地
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1-8-25
アクセス
◦JR法隆寺駅より「法隆寺参道」行バス、終点の「法隆寺参道」下車すぐ
◦奈良交通バス「法隆寺前」下車すぐ