法隆寺
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斑鳩の里の四季

お会式≪法隆寺≫聖徳太子のご命日法要

開催時期:3月22日~3月24日

この行事は、聖徳太子のご命日にその遺徳をたたえ供養する法要で、現在は毎年3月に行われる聖霊院の法要を「小会式」とよび、堂内には「大山立」とよばれるお供物が捧げられます。鏡池の前、五色の幡で飾られた聖霊院で雅楽が響く中、厳かに行われ法要が行われます。前日21日の夕刻、お逮夜の法要があり、蓮の花の屏風を背景に、ご開帳される聖徳太子摂政像が印象的です。
また、10年に一度行われる聖霊会を「大会式」とよび、大講堂で盛大に行われます。
※イラストは、10年毎に代替的に行われる大会式の様子です。

桜≪三室山≫

開花時期:3月下旬~4月上旬

紅葉の名所として知られる竜田川沿いにある三室山。ここは同時に「桜」の名所でもあり、山全体がピンク色に染まる、素晴らしい眺めを楽しむことができます。
三室山自体は、標高わずか82mという小さな丘のような山で、10分ほどで頂上に達することができ、山の中から桜を見上げることもできます。
現在、竜田川周辺一帯は公園として整備され、人々の憩いの場所となっています。

しだれ桜≪法隆寺東院夢殿≫

開花時期:3月下旬~4月上旬

斑鳩の里の桜が見頃をむかえるころ、法隆寺夢殿にあるしだれ桜も次々に咲きはじめます。法隆寺の境内の桜は、西院伽藍・東大門付近と華やかですが、その中でも、夢殿のしだれ桜はまた違った趣があります。
法隆寺の桜は、さまざまな味わいを楽しむことができます。

菜の花≪法輪寺・岡の原周辺≫

開花時期:3月下旬~4月上旬

斑鳩町内では、主に法輪寺・岡ノ原周辺の遊休農地を利用して、菜の花を栽培しています。
斑鳩の里が黄色に染まり、その風景の中に法輪寺の三重塔が溶け込む様子は美しく、春の訪れを感じ、心が浮き立ってきます。

夢殿秘仏・救世観音立像(国宝・飛鳥時代)特別御開帳≪法隆寺≫

開催時期:4月11日~5月18日

聖徳太子の斑鳩の宮の跡に建てられた東院伽藍の夢殿のご本尊は、太子の等身像と伝えられる救世観音像です。神々しいお姿で、180cm近い長身、楠の一木造り、金箔が施されています。明治時代にフェノロサ達により開扉されるまで、長く秘仏とされてきたために金銅仏と見まがうような輝きを見ることができます。春と秋に、特別御開帳されます。

妙見会式 秘仏・妙見菩薩像と天井曼荼羅の特別開扉≪法輪寺≫

開催時期:4月15日

聖徳太子ゆかりの寺・法輪寺の妙見菩薩の御縁日である4月15日に厳修される法要です。当日は秘仏である妙見菩薩立像と、通常非公開の天井曼荼羅のご開帳等があわせて行われます。北極星の仏様である妙見菩薩は、人の運命を司る諸星の最高位の、所願成就の仏様です。また、妙見堂の天井は格子となっていてそれぞれに仏画(絵)があり、法輪寺北山中にあった旧妙見堂より移築されたものも含まれています。たくさんの尊格が描かれていますので、あなたの願いを聞き届けてくださる神仏を探してみてはいかがでしょうか。

山吹≪中宮寺≫

開花時期:4月~5月

聖徳太子が母・穴穂部間人皇女のために建てたという中宮寺。世界三大微笑の一つといわれる御本尊・菩薩半跏像を拝し、その清らかな気品に触れ、心満たされるお寺です。
春にはさらに本堂付近に山吹が咲き乱れます。その風景を目にした時、ますます「斑鳩の里に来てよかった」と思っていただけることでしょう。

藤ノ木古墳・春季石室特別公開

公開時期:4 月下旬〜5月上旬

藤ノ木古墳は、法隆寺の西約350mに位置する6世紀後半の円墳です。
完全未盗掘の状態で発掘され、両袖式の横穴式石室内に納められた朱塗りの家形石棺が確認されました。また、金銅製透彫鞍金具に代表される装飾性豊かな馬具の出土によって一躍有名になり、二人の人物が玉纏の太刀や金銅製の冠・履など豪華な副葬品とともに埋葬されていることが明らかになり、平成3(1991)年には国史跡に指定されました。
通常は非公開の石室内が特別公開されます。
また斑鳩文化財センターでは、常設展にて、藤ノ木古墳出土品のレプリカを展示しておりますので、合わせてご覧いただくと理解を深めていただけます。

れんげ≪法輪寺・岡の原周辺≫

開花時期:4月下旬〜5月中旬

桜が散り、本格的な春の訪れがやってくる頃、田植えまでの短い期間ですが、斑鳩の里に、れんげ畑が広がります。
塔が見える田園風景を眺めて、古代に思いを馳せてみてください。

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