斑鳩町五百井地区には、江戸時代の五百井村の庄屋を代々務めていた大方家の文書をはじめ、貴重な文化財が伝えられています。特に大方家は庄屋を長く務めていたことから、江戸時代の五百井村の関係文書があまり欠けることなく伝えられています。この大方家文書については平成28年から5年間にわたり調査を行ってきました。
今回の展示では、江戸時代の大和における「綿作」、幕末の「大塩の乱」や「ええじゃないか」など社会情勢などについて記録された大方家文書から見える斑鳩の江戸時代のようすをご紹介いたします。
斑鳩文化財センター2022年春季企画展について