五百井 〈小吉田・五百井周辺エリア〉

五百井村の成立は古く平安期の史料にあり、伊弉冊命(イザナミノミコト)を祀る伊弉冊命神社(白山神社とも)と福安寺(廃寺)があり、神社と寺がセットという旧村の条件を備えていました。
この地方の大方家は、筒井順昭・順慶に仕え、戦国期に順慶四千余騎と共に、松永久秀勢七千余騎と並松で戦い、筒井方が敗れたとき順慶を守って退却し、「殿(しんがり)」を務めて名をあげ筒井氏に厚遇された、とあります。 その後、五百井村で帰農し、江戸時代には代々庄屋を勤め多くの古文書を保存し、江戸期の文化・生活・出来事を今に伝えています。

基本情報

所在地
奈良県生駒郡斑鳩町五百井1丁目3
アクセス
JR法隆寺駅より、徒歩約10分